この記事は連載です。
記事の最初=> スキッディング(1)
前回のおさらい
ずらす=スキッディング
なんのこっちゃ?(・∀・)
と言うことで続きです。
スキッディングはメリットがいっぱい、使えて損しない技術ですが、なぜか一般的ではない気がします。
スキッディングが出来ない滑りは、ターンとブレーキが同じくなります。板を回してズザーっ、板を回してズザーっ、板を回してブレーキもズザーっ。こんな感じ。
スキッディングがあると、板を回す前にズズズとブレーキがかかりつつ板が回り、ズザーっとなりにくくなります。
スキッディングが出来ない滑りではターン中に板の先が開き、逆ハの字のようになります。右足と左足のいきたい方向がちぐはぐで、アイスバーンが苦手です。
スキッディングがあると板は自然と揃ってきます。ターン方向とスキーの向きが同調して無駄がなくなり、アイスバーンも怖くなりにくいです。
スキッディングが出来ない滑りは暴走しやすくなります。なので急斜面とかが苦手です。
スキッディングがあると暴走しにくくなりますし、暴走してもコントロールの余地がありますし、斜面に関わらず滑りができます。
ね、メリット多いでしょ?(・∀・)
一応スキッディングのデメリットを言っておくと、スキッディングに慣れすぎるとカービングが不得手になったり、スピードが出せなくなったりします。レジャースキーであればそう大きなデメリットでもないですね。
では次回、スキッディングを習得するコツをお伝えしたいと思います。
続く