2017年3月17日金曜日

アウトレット再販

無事確定申告も済み、通常業務に戻ってこれました。

毎年のことだけど、確定申告面倒いです。3月申告だけじゃなくて9月でも申告出来るようにならないかなぁ…(´・ω・`)
年をまたいで忙しく業界だとなかなかきついっす。

と、軽く愚痴もたらして日記復活です。

再販始めました。アウトレットがそれなりに用意出来たので一通りオンラインショップで販売させて頂いています。

ここで正規品とアウトレットでなにが違うか…それを説明したいとおもいます。

GRの板は全て手作業でのプレチューンを行っています。なので一台づつ封を切り、チェックしてからエッジを研いでチューニングし、錆止めとワックスを塗って仕上がっています。

その中で問題があったものはその時点ではじいておきます。問題と言うのは意図しない傷、サビがあったもの、滑走面のフラットが出ていないもの、その他、通常のチューンでは問題のあるものなどなどです。

正直このままでも普通に滑れますが、しかしそれではダメなのです。フラットが出ていなければ滑りは気持ち良くないし、傷があれば少しがっかりするでしょう。そう言ったものを正規品と同レベルまで仕上げたのがこの「アウトレット」です。

そう、正規品よりをずっと手がかかっている場合もあります。傷のあるものは一度滑れば気になるものでもないですが、割と厳しく見ています。GR板は高いですからそれくらいの品質管理は必要だと思っています。

そう言った板が集められて、時間がある時に治したりチューンしたりで用意したのがGRのアウトレットなのです。

傷とか気にしなければ、かなりお得に買えるアウトレット、ぜひこの機会をお見逃しなく!

2017年3月8日水曜日

15日くらいまでちょっと更新できません

ちょいと更新が滞っております。

なぜか。

「確定申告」が大変だからです。

個人事業なので申告も自力です。会計事務所に頼む手もありますが、自分でやればタダなので頑張ってます。

でもこの時期、スキーイベントはあるし試乗会はあるし、来季の準備とかいろいろ重なってたーいへーん!さすがにケツに火が付き始めました。

なので15日ぐらいまでブログお休みします。

再開後は大体毎日更新を目指してがんばります!


あ、スキボイベントですがまだまだありますよ。
まだ告知許可が出てませんが、4月にも何かやりますよ!

2017年3月3日金曜日

今週末は大型イベント!

さて、今週末もスキボでは大型イベントがありますよ!

スキボダ☆ゲレンデジャッカーリピート
https://m.facebook.com/events/1762878280644893/
群馬 尾瀬戸倉スキー場

このイベントではGRも参加し、試乗会をさせていただきます。

このスキボダ☆ゲレンデジャッカーは通称GJと呼ばれ、GRとは切っても切れない関係にあります。主催のはるパンダさんは個人的にもおつきあいのある方で、スキボでパンダと言ったら知っている人も多いのでは?

GJは今年で10周年。GRが11周年なので、ほぼ同じ時期に活動を始めましたが、その理念の違いもあって一応区別されてますが……メンバーはほぼ共通化しつつありますねw

そんなGJは2月大きなイベントが行われたのですが、今回はそのアンコールともいうイベントで、さらにスキボ黎明期に活躍し、今でもフリースキー界では市ならい人はいない白川塾の白川大助さんが協力となって今週末にイベントが行われます。

ただ集まって一緒に滑るだけでも楽しいスキボですが、昔を知る人、今を滑る人が一堂に会するのはこのイベントが始めてかもしれません。そう言う意味でもGRとしてもこれは参加せざるを得ない!と、今週末を楽しみにしています。

…実は息子の誕生日が重なってましたが…ごめんよ息子。一日ずれるがトーマスランドにつれてってやるからな…

さて、みなさんもよければ参加してみては?集まってわいわいやる気軽なイベントなので、都合のつく方はぜひ!

2017年3月1日水曜日

スキーボードでファミリースキー!? その5

三月ですね。スキーシーズンも後半戦、今年は雪もあるのでシーズン最後までゲレンデで楽しめそうですね。

さて、スキボでファミリースキーその5です。

スキボは近い距離で楽しめます。これは何度も説明していますが、実際楽しむ場合はどのような感じでしょう?

たとえば教えながらの場合、板が短いので手をつなぐほど近づいても板どうしが接触しにくいので比較的安全です。そして近いので会話しながら滑ることも可能。案外この「会話しながら」というのはスキーやスノボでは体験できない利点です。教えながら、解説しながら、そういった言葉の楽しみも共有できるのがスキボの強みです。

リフト待ちなどでも親子が離れていってしまうことも少ないです。解放式のスキボならば片足を外してリフト待ちすれば移動も楽です。リフトに乗る前にさっと履けてしまうので周りに気を使うこともあまりありませんね。

そしてストックが必要ないこと。これが一番大きなメリットです。子供とスキーを楽しむ場合、ことのほかストックは邪魔になります。かといってどこかに置いておくのも心配がありますし、リフト待ちなどの移動を考えると持っていたいもの。ですが、スキボは必ずしもストックを必要としないのでその気苦労がなくなります。子供にとってもストックがない事は案外滑りの上達のための近道になったりします。

子供にとっては板が交錯しにくいので不意の転倒が少なくなるのと、板が軽いので負担が少ないのがメリットです。子供用のスキボは少ないですが、GRで用意しているWhiteLandやSnowfairyは子供向けの板としても使えます。少し長めの板が好みならばNoNameも良いかもしれません。

滑りに関しても少し子供に休んでいてもらって思い切り楽しむ!そんなときにスキボは思った以上に性能を発揮します。スキボは本格的なモデルであれば長板並みのカービングや滑走を楽しむ事ができます。むしろ長板よりも足をそろえて滑るのが楽なので、存外に気持ちよく滑れるかもしれません。

このようにスキボでファミリースキーは思った以上にメリットがたくさんあります。せっかくの休日、できるならば子供と目一杯楽しみたい。そんな気持ちに答えられるのがこのスキーボードなのではないでしょうか?

2017年2月28日火曜日

スキーボードでファミリースキー!? その4

スキボでファミリースキー、その4です。

前回、ジュニアブーツについての話題が出ました。その続きです。

実はブーツは二種類あって、ジュニア規格のブーツとアダルト規格のブーツがあります。それぞれの区別はソールにジュニアなら「C」、アダルトなら「A」の刻印があり判別できます。
※まれに刻印のないブーツも存在します。

このブーツの違いはソールの違いです。スキーブーツはソールに特徴的な出っ張りがつま先側と踵側にありますが、これの大きさ、形状、高さはISOの規格により厳密に決まっていて、それぞれの規格のものは基本同じ形に統一されています。これがジュニアとアダルトでわずかに高さと形状が異なり、適合するビンディングでないと正常に履けないのです。

が、履けちゃいます。解放式のビンディングはバネで押さえて固定しているので、無理すると履けてしまいます。それが問題。

解放式が外れるには、どのくらいの力が掛かるか?によって調整されています。ですがアダルト規格のビンディングでジュニアブーツを使った場合、遊びが大きすぎてはまりが弱いのであっさり外れてしまいます。固定もきちんとできていないのでいたが細かく動いてしまって滑りにくい事もあるようです。逆にジュニア規格のビンディングをアダルトのブーツで履くと無理矢理はまりこんでしまうので外れなくなります。外れなければ転んでも外れず、怪我をしてしまいます。

なのでブーツとビンディングは必ずセットで、規格があうように選ばなければならないです。子供と大人で共用するのは、少し問題がありますね。

ならば固定式なら問題ないか?というとそうでもなく、規格は存在しませんが145cm以下の身長の方が固定式のビンディングを用いてスキーをするのは薦められていません。また、レバーに微調整用のネジのあるものは良いですが無いものの場合、ジュニア規格ブーツでは薄すぎて適切にはめられない場合もあります。固定ビンディングのスキーボードはジュニアには怪我と言う観点からもあまりおすすめとは言えません。可能な限り子供には解放式のビンディングを用いたスキボかスキー板を用意した方が良いでしょう。

なお、解放式でもアダルトとジュニアが共用できるモデルも存在しています。そういうモデルであればどちらの規格にも対応できるので心配は少なくなります。GRでも今後共用できるビンディングを採用したモデルを用意する予定もありますので、そういった板が増えてもっとファミリーでスキボを楽しめる環境が増えればと期待します。

では次回、スキボでファミリースキーの楽しみ方など解説したいと思います。

続く

2017年2月27日月曜日

スキーボードでファミリースキー!? その3

ファミリーでスキボ?な話 その3です。

先週末は年に一度のGRミーティングでした。場所は長野のしらかば2in1で行ったのですが、すごく楽しかったです。

そのゲレンデでは今年はますますたくさんのスキーボードを履いているお客さんが、そして親子連れがいらっしゃいました。

ゲレンデでスキボを使う利点は、近い距離感で一緒に滑れること。特に小さい子供とのスキーでは他にない優れた利点ですが、他にもいろいろ利点があります。

荷物が軽い、少なくて済む。これは案外大きな利点です。スキボでは必ずしもストックが必要ないのでその分だけでも荷物がへらせます。さらに板が元々軽いので子供に持たせてもあまり負担はないし、まとめて持っても比較的楽です。ジュニア用のスノーボードケースなどを利用すると板をまとめて入れられるだけでなく、子供の雪遊びのおもちゃなども入れていけるのでおすすめです。実際駐車場とスキー場が近いゲレンデは思ったよりも少なく、必然的に荷物の多いファミリースキーではスキボのように荷物が減らせるとそれだけでだいぶ楽ができます。

そして滑りが楽なこと。足下の操作で曲がる、止まるが簡単なスキボは、子供の不意な動きにも対応しやすいです。そして子供にとっても近くに親がいて一緒に滑れるというのは嬉しいものです。

と、ここで注意。スキーボードは転ぶと外れる解放式ビンディングと、完全に固定する固定式ビンディングがありますが、一般的に固定式ビンディングは推奨身長が140~150cm以上です。子供の場合、体格や脚力などの問題でけがをおいやすいので注意が必要です。短くて軽いですが、ひねるように転んだときは外れない固定式では大けがになってしまうこともあります。
そう言った安全面では解放式を選ぶのが良いのですが、解放式もジュニアブーツへの対応と言う問題があります。

これについては少し長くなるので次回説明します

続く

2017年2月22日水曜日

スキーボードでファミリースキー!? その2

ファミリーでスキボ!?な話題その2です。

ファミリーでスキーとなると荷物も大変、だいたい車での移動になりますが、スキー用品は荷物がかさばります。

特にスキーは長さもあるので場合によってはスキーキャリアが必要になることもあります。そんなときにスキボだとあら荷物がコンパクト!後部座席の足元でも置けるので荷物がかさばりません。

更に移動が楽。長い板は子供では運ぶのも大変!そうなるとお父さんの出番ですが、家族全員分の板を持ち歩くのもこれまた大変です。が、スキボならもともと軽く、短いのでかなり楽です。子供用のスノーボードバックなと利用すれば3~4台まとめて運べます。

そして滑った後。長板やスノーボードだと板に付いた雪を落とさないと車内に積めません。損なときもスキボならまたも後部座席の足元が大活躍!多少濡れてても気楽です。

更に裏技。スキボは立てて積むことも可能です。多人数乗車などでも対応可能です。

このように「運ぶ」という点でもスキボはファミリーに向いています。こんな視点でもメリットがあるスキボは、なかなか良いチョイスだと思いますよ

では次回は滑る方でもメリットを見ていきましょう

続く

2017年2月21日火曜日

スキーボードでファミリースキー!? その1

お陰様で忙しい毎日を過ごさして頂いております。
更新間隔が不定期になってしまっていますが、改めてお詫びします。

さて、そろそろスキーシーズンも後半ですね。今年は雪も多く、昨年のような春を迎えずに済みそうで安心していますが、2月なのに雨も多く、ちょっぴり心配もあったりしますね。

ですが、雨が降るという事は気温も低くないという事。ファミリーでスキーを楽しむ場合、今くらいの気候の方が寒暖差も少なくて楽に楽しめるメリットもあったりします。

そんなファミリーでのスキーについて、連載したいと思います。


ファミリーでスキーをされている方は、結構大勢いらっしゃると思います。私もゲレンデパト時代には多くのファミリーと触れ合う事がありました。
その中で感じたのが、ファミリーで楽しむのにはどうしたらいいのか?という単純な疑問です。

スキーはスピードを楽しみます。なので親がスキーの場合、どうしても滑走スピードに差がある為に一緒に楽しむには工夫がいります。子供のスピードに合わせる場合、親は結構我慢をしないといけません。

スノボだともともとある不安定さからなかなか親子で楽しむには難しい問題があります。親が相当の腕前ならば良いのですが、親が不安定だとより子供は一緒に滑るのが難しく困難です。

ではスキボは?というと、ファミリーにはうってつけなんですよこれが。

スキボは短いのでスキーやスノボに比べて驚くほど近い距離感で楽しめます。手をつないで滑るもよし、並んで滑るのも良し、こればかりはスキボ以外の板では感じられない大きなメリットです。

そしてスキボはゆっくり滑る場合でもグラトリなどで楽しむことが出来ます。もともと滑走スピードも高くないので子供と同じスピードで楽しめます。

子供がニコニコしながら親と滑る風景はなかなか良いものです。それを家族で共有しやすいスキボは、正にうってつけのアイテムです。

さらに、今のスキボは転んだ時に外れる、普通のスキーと同じ構造のビンディングが付いています。これもメリット、不意の際に外れてくれる安心感と、子供に何かあった場合にすぐ脱ぎ履きできる簡便さは他にはないメリットと言えるでしょう。

ちなみにGRの板はすべてこの外れる仕組みのアルペンビンディングを取り付けることが可能です。とりわけ上級者向けのハイパフォーマンスなスキボでビンディングが取り付けられるものはまだ少ないので強くおすすめできます!

というわけでまずはスキボでのファミリースキーのメリットをお伝えしました。
次回は実際の現場でのことをお伝えしたいと思います。

続く

2017年2月15日水曜日

更新が開いてしまいました

更新が開いてしまいました。
今日からまた再開しますので、お暇なときはご覧いただければと思います。

先々週、先週とイベントが続き、板のご注文もお陰様で沢山頂きうれしい限りです。
このGRというブランドは、実は中の人である菊池が一人で運営している小さな小さなブランドです。
なので細かな立ち回りがどうしても後回しになってしまうので皆様にはご迷惑をおかけしておりますが、どうかご容赦頂ければと思います。

と、一人でこうした運営を行っているとわりと驚かれます。板の設計、デザイン、サイト運営、SNSの管理、スキーボードのレッスンやイベント、テスト機のテスト、そして営業や販売、チューンナップなどなど、毎日が目まぐるしく一年が短く感じます。

 ですが、一人だからこそできることがあります。それはお客様の意見や希望をフィードバックしやすいという事。そしてスキーボードにこだわれるという事です。

GRはあくまでもユーザー目線、アマチュアスタンスを大事にしています。それこそがGRのスタートラインにあって、根底にあるからです。ブランドコンセプトでもある「すべてはすべてのスキーボーダーの為に」は、そういった意味も込めての銘になっています。

正直、スキーボードは増えています。ここ5年でかなりユーザーを増やしています。だからこそ今から始める人たちのためのブランドになれたらと願っています。

そんなGRの次のイベントは「スキーボードレッスン会」です。普通ならハイレベルな凄い滑りや技をレッスンする機会になるのでしょうが、GRはそれよりも初心者、初級者を対象としたレッスンを重視しています。

たぶん、それが今一番足りてない環境だからこそ、少しずつスキーボードを楽しめる環境を作っていけたら…そんな気持ちでやらせてもらっています。

もし皆さんも何かあればお気軽にご相談ください。知りうる限り、可能な限り皆さんにご対応させて頂きたいと思います。

2017年2月3日金曜日

GR板紹介 OverSize Lovin'NEW

いよいよ明日ゲレンデジャッカーですね!このブログを読んでいる方でも参加される方もいると思いますが、GRもおいらも行きますのでよろしくお願いいたします

さて、板紹介の最後の2台です。

OverSize
マルチユースコンセプトで誕生した最新のスキーボードです。マルチユースとオールラウンドの違いを良く質問されますが、オールラウンドは滑りながらいろんな滑りに対応できる、マルチユースはいろんな用途の滑りに使える、そんな感じです。
なのでOSはいろいろな用途に使えます。滑走、グラトリ、パーク、地形、いろいろな滑りに対応できるのがこの板の強みです。サイズ感が大きく迫力がありますが、乗ってみると以外と大きさは感じません。しかし安定感があり、滑走性も良好です。幅があるためパークも得意で、これまでと違った楽しみ方を得られるかもしれません。
※ジブなどでの使用はできますが、壊れない保証はありません。ジブなどでの使用は意図的な破損行為となりますので保証対象外になります。あらかじめご承知を!
そしてOS最大の特徴は、何でも使えると言うこと。ゲレンデの雪質に悩んだり、どんな使い方をするのか迷ったとき・・・OSの出番です。一台でいろいろ遊ぶなら、OSはかなりアリ!ですよ!

Lovin'New
OSと同じコンセプトの板で短いのを作ろう!と作ったのがこれですが、結構性格が違います。というのはこれ、女性向きに作ったモデルだからです。
OSは使い勝手がよいと言っても105cmの長さがあるので小柄な方や女性には持て余す長さです。同じいろいろな使い方ができて太い板・・・と言うと、これがなかなかありません。
そこでGRが作ったのがこのLVです。90cmの短さですがしっかり太くて、板も思いの外しっかりしています。OSのようにいろいろな使い方もできますが、特にグラトリ適正が高い板に仕上がっています。LVはがんがん滑ると言うよりもまったりと楽しむのにちょうど良く、幅広の安定感も手伝って楽に滑れます。90cmモデルにありがちなフニャフニャ感も内のでいろいろなレベルの方にもおすすめです。もちろんパーク適正もあるので、いろいろ試して見てください。

そしてこの2機種、実はおもしろい特徴があります。板にセットする位置によって性格が大きく変化するのです。適正位置は滑走を前提の位置になっていますが、グラトリなどでの使用がメインならば1~2cmセットフロントすると大きく性格が変わってグラトリ向きになります。こういう点もこの2機種の特徴で、チューニングでもいろいろいじって楽しめるのもおもしろい特徴かもしれませんね。

そんな6機種の紹介でした。もし乗ってみないとわかんない!と言うならば、明日のゲレンデジャッカーで是非試して頂きたいと思います。もちろん他イベントでも常に板を持ち込んでいますので、興味のある方は是非声をかけてみてください。

2017年2月2日木曜日

GR板紹介 SnowFairy NoName

さて今日はちょっと特殊な2台の紹介です

SnowFairy
元々スモールFFとして開発が始まったのがこのSFです。FFを開発している中で「短い板がほしい」という仲間の意見もあり生まれたのがこのSFです。
なのでFFとは非常にスペックが近く、見た目華奢な雰囲気がありますが実は非常にスペックが高い一台です。90cmの長さモデルとしてもかなりのハイスペックを誇り、男性が使っても楽しめる板に仕上がっています。
特にこだわったのがエッジの使える長さ、有効雪接点長で、これが長いほど板はターン中に安定します。SFは90cmクラスながら最大値といえる長さを持っているので、一般の99cmモデルに匹敵するターン性能があります。もちろん90cmなので軽快さもあり、板重量はGR最軽量です。
短さとかわいいデザインからは想像もできないパフォーマンスは、試乗会などでもっとも驚かれている、そんな板です。

NoName
この板は今期からのモデルですが、125cmもあるロングスキーボードです。
はい、スキーボードです。ミッドスキーや短めの長板ではないです。
ポジション位置とチューニングでスキーボードらしさを表現しつつ、GR初のウッドコア採用でしっとりとした乗り味が心地いい滑走向けのスキーボードがこのNNです。滑るだけならFFすら越える性能、特にカービングレスポンスは快感の一言です。もちろんグラトリもこなせ、パークでの適応力も高いのも見逃せませんが、やはりNNの真骨頂は滑走性でしょう。滑走志向のスキボダに是非乗っていただきたい一台です。
また、NNはたくさんの新しい素材を利用して作っています。なので質感なども少し趣が違います。そして評価の高いデザインがシンプルながら存在感を放ちます。
このNNはWLと同じビンディングを採用しています。決して安くないですが、可能な限りコストパフォーマンスを上げるために採用しましたが、このビンディングのおかげもあって特異な板ながら広く期待を頂いております。

そんなちょっと特徴のある2台の紹介でした。

明日はOverSizeとLovin'NEWの紹介です。

続きます!

2017年2月1日水曜日

GR板紹介 WhiteLand ForFree

いよいよ今週末はゲレンデジャッカーで   す。GRも協賛と試乗会出店があるので楽しみです。

そんな試乗会に先だって、GRの板をぶっちゃけたところまで紹介してしまおうと言うのが今回のネタです。

WhiteLand
GRの板としてはエントリー向けモデルとして出したこのWL。扱いやすく癖がないので万人受けしています。
実際のスペックは実は高くて、滑走主体のレジャースキーならばこれ一本で十分楽しめます。またこのモデルはビンディングがあらかじめ取り付けられていますがこれがとても使い勝手の良いビンディングで、正直このビンディングがあったからこのブランドを立ち上げる決意をした、と言っても過言ではありません。
軽さと性能のバランスが良く、簡単にサイズ調整が可能なのでレンタルブーツでもなんでも簡単にあわせられます。板の重量も十分押さえられているので解放式ながら固定式の板とほぼ変わらない重さに仕上がっています。
WLは乗ってみるとその「違和感のなさ」に驚くと思います。せいぜいエッジが効くと感じる程度、むしろ滑りやすいと感じるでしょう。WLはエントリー向けながらしっかりとチューニングされているので、他のブランドのエントリー向けのものや、ともすれば長板よりも快適に滑れるモデルです。アクの少ないデザインも好評で、性別や年齢問わずご好評頂いております。

ForFree
GRのフラグシップモデルであり代表する板がこのFFです。オールラウンドスキーボードとして開発されているので、基本的な事から攻めた滑りまで幅広く対応します。
と言うかこのFFは、おいらが一番乗りたいスキーボードとして作りました。おいらはがんがん滑るのが好きで、スキーボードにありがちな高速滑走時の落ち着かななさが嫌いでした。FFはそうした前を向いて滑る楽しさを表現できるスキーボードとして仕上げています。
もちろんグラトリ性能も高くパークでも使えますが、しっかりとした乗り味とエッジグリップから滑りが一番楽しいのがこのFFだと思います。ターンで板に体重を預けてもしっかり支えてくれるし、浅めのサイドカーブなので倒したときに勝手に板が回り始めることもありません。常に自分のコントロール下に置いて楽しめるのがFFの真骨頂だと思います。
さらに、スキボが苦手な高速滑走時の不快なバイブレーションや暴れもFFはかなり軽減できます。板のフレックスもしっかりしているのでターンでの板の反発も小気味よく、しかしひとたび圧を抜けば軽快にグラトリも楽しめます。
こういうスキボがあったらいいな、それがFFの出発点でした。そしてそれは今、多くの方に実感していただいていると思います。

と、こんな感じでまずは2機種の紹介でした。明日はSFとNNを紹介したいと思います。

続く?

2017年1月31日火曜日

GR岐阜オフ

先週はGR岐阜オフでした。

おいらは仕事の都合もあって2日目のみの参加でしたが、非常に楽しかったです。

今回のオフでは試乗板を持ち込んで臨時試乗会もやらせていただきました。

やはりみなさんの気になるのはFF、OS、NNでしたね。ですが評判が良かったのはGRのベーシックグレードでもあるWhiteLandでした。

と言うか今年、WhiteLandの評判がとても良くて、売れ行きもなかなか好調です。オフでも試して頂いた際に「乗りやすい!」と誉めていただけました。

せっかくのオフ会なので頃合いを見計らって滑る方も・・・岐阜県のしらおスキー場はおいらのお気に入りのゲレンデの一つです。ローカルながらメインコースが広くて、リフトと平行にあるのでいつでも滑っているメンバーも見えるし、滑っていてアピールできます。そして岐阜エリアとしては驚くくらい空いてるのもいいです。駐車場の割にゲレンデ規模が大きく、地形とバリエーションに富んだコースは滑り後耐えも十分あります。今年はまだ本格オープンしてませんでしたがパークもあり、さらに常設でスキークロスのコースもあるので何でも楽しめます。

そして安い。岐阜なので駐車場料金がかかりますがそれでも安いです。

試乗のこともあるので今回はメインコースとパークを主に回して滑りました。気温が高くゲレンデは暑いくらいでしたが雪質は問題なく、パークも6mのキッカーがあり楽しませて貰いました。今年はまだキッカーで遊べてなかったのでとりあえず飛べることを確認できたので良かったです。

それとハヤシのblendsワックスやっぱりいいです。試乗板含めてすべて塗って持っていたんですが、かなり気温が上がった状況にもかかわらず滑りの劣化はほぼなし、午後は板の走りが悪いとメンバーが話してた状況ですが気になることもなく、キッカーエントリーも他のメンバーよりずいぶん下からでも飛べてました。

うん、今後個人的な板はすべてこれにします。ちなみに帰宅後に試乗板などのチェックもしましたがやけもなく良い状態でした。ホントおすすめですよ!

GR岐阜はホント楽しい。幹事を行ってくれたちっちさんに感謝し、一緒に滑ってくれたたくさんの仲間達にも感謝しつつ帰路に就きました。名残惜しい。けど今週末にはGJでまたあえる!

そんなオフ会でした。

2017年1月27日金曜日

スキーと靴下

今日は今更訊けないそんな話。

スキーをするとき、靴下履きますよね?今までさすがに裸足でスキーする人には出会ったこと無いです。

この靴下。どう言うのを選んだらいいかって、思ったことありません?

靴下は防寒対策とし大事ですが、快適に過ごす為にも大事です。スキーやっていてよくブーツが当たって足が痛いという人が居ますが、実際居たくなっている要因の多くは靴下のせいなんです。

スキーは寒いので靴下も厚手のものを選んだり、重ね履きする人も居ます。でもこれ、これがまず痛くなる原因です。

ブーツはバックルで締め付けるので足にあってなければそれだけで痛くなりますが、足にあっていても靴下が悪ければ痛くなります。

そもそも、スキー用の靴下ってありますが何が違うのでしょう。

まず長さ。だいたいスネを十分に覆える長さがあります。そして安いものは単純に厚手になっているだけですが、縫製箇所が厚くならないように出来ています。
この縫製箇所、縫い目がヤバいです。このせいで足がいたくなる人が多いです。ブーツと靴下を脱いで足にくっきり縫い目が出ていたらまず痛いでしょう。この場合、靴下を替えるとあっさり解決したりします。
あと問題になるのが厚みが有りすぎる靴下。こうした厚すぎる靴下も痛くなり原因です。靴下が厚いと必要以上に締め付けてしまうことがあり、それで痛みが出ます。また、靴下の厚みの分わずかですが足がブーツの中で動き続け、それが原因で痛くなる事もあります。

なので二重に履くのは最も痛くなります。生地の重なりや縫い目でいたくなるだけでなく、厚みのせいでも痛くなります。

そもそも昔と違い、今のスキーブーツはそんなに寒くありません。※レンタルなどのものは寒くなりがちなので一概には言えませんが
耐えられないほど足が冷たい状況は、ブーツを脱いで足を揉んだり体を温める必要がある時なのでそう言うときは我慢しないで休んだ方が適切です。

そして靴下が足首程度しかないような短いカットの靴下も痛くなります。少なくとも履いているブーツのスネの長さ程度には長い方がいいでしょう。

と、結局「スキー用の靴下がいい」と言う結論になるんですよね。そしてスキー用のくつ下は寒くなりにくい、痛くなりにくいと言う所が普通の靴下と違っているんですよね。

補足ですが、ブーツを履くときウエアの裾やズボンの裾はブーツの中に入れないではいた方が痛くなくフィット感も良くなります。裾の厚みが痛みの原因になるんです。

そんな今更聞けないスキー用の靴下のお話でした。

2017年1月26日木曜日

撮影会と3種のクロス

先週の日曜日は撮影会をしました。場所は八千穂高原スキー場で、八ヶ岳エリアでは老舗ともいえるゲレンデですが、ちょっと行きにくいので穴場のゲレンデです。

もうね、凄い良い雪でした。今季一番の雪と言って過言ではなかったです。午前中は気持ち良すぎて撮影はせずガンガン滑って楽しみました。

撮影で使う予定もあって持ち込んだNoNameがまたいい!攻めても倒してもしっとりとグリップしてくれ、ターンの切り替えも小気味良く快感です。

さて、満足したところで撮影です。素材用の動画撮影が主で、基本的な滑走などを撮影しました。
そして撮りたかった「3つのクロス」を撮影。知ってました?クロスは3種類あるんです。
まず一般的なのがスキッディングクロス。板を意図的にずらしながら行うクロスで、関西のスキボダが多く得意としているので個人的に「関西クロス」と呼んでいます。スピードコントロールがしやすく安定感もあるので手つなぎクロスなどでは必須のクロスですね。

そしてカービングクロス。関西クロスとは違い板をずらさず遠心力とエッジのグリップを利用したクロスです。使い手は割と少ないですが、技としてのクロスはこちらが源流です。おいらが一番好きなクロスです。

最後にシャッフルクロス。レア技です。カービングクロスなどが足を被せて行くのに対して、シャッフルクロスは足を後ろに抜くクロスです。体重移動もあまりない直線的なクロスで、アクセントトリックともいえます。
できる人が少なく、卒のない技なので気が付きませんがそこがまた違いを見せる上級トリックです。

これらの3つは動画にしてまとめますが、多分皆さん知らなかったと思います。こういった技をまとめて記録するのも大事なことだと思うので、また時間を作って撮影会でいろいろやりたいと思います。

あ、一緒にやりたいという方は大歓迎なのでご連絡お願いしますね!

2017年1月25日水曜日

寒さ対策2

さて昨日の続きです。

寒さ対策としては汗と空気がポイントと言うのはお伝えしたとおりです。この辺から話を広げます。

寒さ対策に空気はかなり有用です。空気は熱しにくく冷めにくいので、多少の温度差に対してバリアとなります。

なのでいくら厚着しても、この空気をうまく抱えられなければ寒さに耐える事ができません。野生動物は毛皮に多量の空気を保持して防寒しています。

防寒の為には肌を露出させないことも大事です。毛糸の帽子や手袋は当然ですが、フェイスマスク、ネックウォーマー、ゴーグルも防寒に役立ちます。ヘルメットは一見寒そうですが、実は暖かく快適です。

手袋は結構防寒が難しいポイントです。あまり大きな手袋ですと全然あったかく無いので、その場合は中に薄いのびのび手袋などをつけると改善されます。

スキーブーツの防寒は難しいです。滑ることを考えるとあまり靴下の二重履きなどはしないほうが良いし、かといって一枚では寒い…最近のスキーブーツは防寒性に優れているのであまり気にしなくとも良いですが、古いものはそうもいきません。この場合はこまめに休憩をとって足を揉みほぐすのをオススメします

ファッションを楽しみたい方は防寒は二の次になることも多いでしょうが、低体温が続くと風邪を引くだけでなく、身体のパフォーマンスも落ちてしまいます。寒いときは無理せずに着込んだり休憩をとって身体が冷えすぎないようにしましょう

と、防寒対策はこんな所です。快適なスキーのためにちょっと検討してみてください

2017年1月24日火曜日

寒さ対策

季節の上では一年で最も寒い時期ですね。今年はあまり雪が無いかと思ったらここへ来て平年並みかそれ以上の様子、昨年が異常すぎたのもありますが、今年のハイシーズンもいよいよ本番です。

スキーって、以外と寒さ対策が難しいですよね。当然厚着するわけですが、着すぎると暑いし、寒いと辛いし。

最近だとヒー○テックなどの機能性インナーを使うのが一般的。ですがそこに落とし穴もあったりします。

機能性インナーは、汗、と言うか水分によって発熱します。なので汗をかかなければただの長袖などとあまり変わりません。しかし多量の汗に対しては吸水力があまりない素材が使われているため、スキーで使うには少し都合がよくありません。ただでさえ寒いのにリフトなどで汗が引いてしまうことも多く、かいた汗が逆に体を冷やしてしまうことがあります。
なので、スキーの時に機能性インナーを着る場合、上か下に綿などの汗を吸う素材のTシャツなどを着ると汗による冷えが軽減されます。

防風対策も有用です。寒さを感じるのは冷たい風が体を通るときで、ウエアなどで防風対策するとそれだけで暖かくなります。特に首もとをしっかり閉じると体の熱が首もとから逃げていかず、暖かさをキープできます。薄いものでもいいのでネックウォーマーなどがあると、寒いときは使って暑いときは外してポケットにしまうなどの事がしやすいです。

そして究極の防寒素材は空気です。空気をたくさん保持するセーターやダウンジャケットはとても快適にしてくれます。おいらの場合、ウェアの下に薄手のダウンジャケットを重ね着しています。ユニク○などのマイクロダウンジャケットなどの軽量ダウンジャケットは軽くかさばらず、効果的に保温してくれます。防風対策にも都合がよいし、要らなければ丸めて小さくできるのもいいですね。

この話題は長くなりそうなので続きます。

続く

2017年1月23日月曜日

レッスン会

今週末はGRイベントでレッスン会と撮影会でした。

レッスン会は土曜日、初心者レベルと言うことで白樺湖ロイヤルヒルスキー場に女性4名、男性1名が参加予定して下さいました。

ほぼ全くの初心者を含めていたので板の取り扱いから履き方などからスタート。ロイヤルヒルはリフトに乗らずに初心者コースを降りていけるので使い易いゲレンデです。

皆さん思ったよりも飲み込みが早く、予定よりも速いペースでレッスンが進みます。(*゚▽゚)ノ

初心者レッスンと言っても進め方は色々あるのですが、今回の生徒さんはスキー教室の経験も無い方が多かったため、ハの字、プルークスタンスから回旋、角付け、加重のターンの要素3つを一通り体感させながらまず自分が楽になるターン方法を探ってもらいました。初心者レッスンの基礎というと一律皆同じ動きや技術の習得を目指して貰うのが普通ですが、今回の生徒さんたちはそれぞれが得意な動きにばらつきがあったので変則的なレッスンになりました。
皆さん、楽なターンが見つかるとみるみる上達します。こういう教え方で滑りができるようになるのもスキボの特徴ですね。(長板ではこうはいかない)

最終的にはグラトリのさわりを一通りまで教えられました。楽しく過ごして貰ったようでこちらも手応えのあるレッスンになりました。

レッスン終了後、彼女たちはリフト営業終了ギリギリまで滑っていたそうな(・∀・)

この日は天候変化もめまぐるしく、ともすればスキーがキライになってもおかしくない日だったのですがすごく楽しかったと感想を頂きました。インストラクターとしても満足感の多い1日でした。

そんなレッスン会。次回は中級向けのレッスンを予定してます。近日中に告知しますので良かったらご参加お待ちしております!