さて昨日の続きです。
寒さ対策としては汗と空気がポイントと言うのはお伝えしたとおりです。この辺から話を広げます。
寒さ対策に空気はかなり有用です。空気は熱しにくく冷めにくいので、多少の温度差に対してバリアとなります。
なのでいくら厚着しても、この空気をうまく抱えられなければ寒さに耐える事ができません。野生動物は毛皮に多量の空気を保持して防寒しています。
防寒の為には肌を露出させないことも大事です。毛糸の帽子や手袋は当然ですが、フェイスマスク、ネックウォーマー、ゴーグルも防寒に役立ちます。ヘルメットは一見寒そうですが、実は暖かく快適です。
手袋は結構防寒が難しいポイントです。あまり大きな手袋ですと全然あったかく無いので、その場合は中に薄いのびのび手袋などをつけると改善されます。
スキーブーツの防寒は難しいです。滑ることを考えるとあまり靴下の二重履きなどはしないほうが良いし、かといって一枚では寒い…最近のスキーブーツは防寒性に優れているのであまり気にしなくとも良いですが、古いものはそうもいきません。この場合はこまめに休憩をとって足を揉みほぐすのをオススメします
ファッションを楽しみたい方は防寒は二の次になることも多いでしょうが、低体温が続くと風邪を引くだけでなく、身体のパフォーマンスも落ちてしまいます。寒いときは無理せずに着込んだり休憩をとって身体が冷えすぎないようにしましょう
と、防寒対策はこんな所です。快適なスキーのためにちょっと検討してみてください