2017年1月19日木曜日

オールラウンドワックスについて

ワックス使ってます?

いや、ワックス使ってください(お願い

スキーの滑走面って、ワックスを使うこと前提に素材が選ばれてるんだけど、案外キチンとやってる人は少ないです。

車なんかと同じで本来定期的なメンテナンスが必用なのですが、性能の劣化が分かり難いからサボっちゃいますよね。

そんなあなたにオススメなのが「オールラウンドワックス」です。(*゚▽゚)ノ

ワックスっていくつか種類有るんですが使い分けが分かり難いです。

ワックスを大別すると「スプレーワックス」とホットワックスに分かれます。スプレーワックスは専用の道具が必要ない缶に入ってて板に直接塗るタイプ。保ちは良くないですが気軽に使えるので初心者やたまにしか滑れない方におすすめです。

ある程度回数行くなら「ホットワックス」がオススメです。道具を買ったり慣れも必要ですが、保ちもいいし滑走性もいいし、コツを掴めばスプレーワックスより楽です。

そんなワックスですが、盲目的に選ぶならば「オールラウンドワックス」が一番でしょう。雪や気温など気にせずに使えるし、おお外れにもなりにくいので安心です。

…なお、ワックスを選び間違える、大はずれなワックスを選ぶとビックリするくらい板が走りません。(;´Д`)

そんなオールラウンドワックス。スプレーワックスはほとんどこのタイプです。たまに「リムーバー入り」と書かれているものもありますが、これは気にしなくて良いでしょう。
ただ、スプレーワックスと言っても年に一度くらいはホットワックスでワックスをいれておいた方がスプレーワックスの保ちもよくなるし、板も長持ちします。シーズンオフにでもチューンに預けてあげるとスプレーワックスだけでもそこそこ気持ち良く滑れます。

ホットワックスの場合、オールラウンドワックスは比較的柔らかいタイプのものが一般的です。なので少し滑走面がアイスバーンなどで焼けやすく、結局使い勝手が良くない気もします。
その場合、まず堅めのワックスでベースを作っておきましょう。それだけで日々のメンテが楽に見なりますし、オールラウンドワックスの効果も良くなります。

そして最近だと高性能タイプのオールラウンドワックスもあります。このタイプは保護性もそこそこあり、従来のオールラウンドワックスよりも使い勝手が良いです。GRで取り扱っているハヤシのブレンズなどは下手なワックスよりも滑りが良く、急激な雪質変化にも十分対応します。

もちろん雪質などからワックスを選んで使うのには敵いませんが、レジャースキーならば十分なワックスだと思います。

また、オールラウンドワックスをベースとしてトップワックスを選ぶのもアリです。

一番大事なのは「ワックスを切らさないこと」なので、少しでも楽したい方にはオールラウンドワックスは有用ではないでしょうか?