2016年12月30日金曜日

スキッディング(2)

この記事は連載です。

記事の最初=> スキッディング(1)

前回のおさらい
ずらす=スキッディング
なんのこっちゃ?(・∀・)

と言うことで続きです。

スキッディングはメリットがいっぱい、使えて損しない技術ですが、なぜか一般的ではない気がします。

スキッディングが出来ない滑りは、ターンとブレーキが同じくなります。板を回してズザーっ、板を回してズザーっ、板を回してブレーキもズザーっ。こんな感じ。

スキッディングがあると、板を回す前にズズズとブレーキがかかりつつ板が回り、ズザーっとなりにくくなります。

スキッディングが出来ない滑りではターン中に板の先が開き、逆ハの字のようになります。右足と左足のいきたい方向がちぐはぐで、アイスバーンが苦手です。

スキッディングがあると板は自然と揃ってきます。ターン方向とスキーの向きが同調して無駄がなくなり、アイスバーンも怖くなりにくいです。

スキッディングが出来ない滑りは暴走しやすくなります。なので急斜面とかが苦手です。

スキッディングがあると暴走しにくくなりますし、暴走してもコントロールの余地がありますし、斜面に関わらず滑りができます。

ね、メリット多いでしょ?(・∀・)

一応スキッディングのデメリットを言っておくと、スキッディングに慣れすぎるとカービングが不得手になったり、スピードが出せなくなったりします。レジャースキーであればそう大きなデメリットでもないですね。

では次回、スキッディングを習得するコツをお伝えしたいと思います。

続く