2016年12月15日木曜日

2017年度版 スキボ技術理論(3)

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この記事は連載です。まだ読んでない方は

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第3回です。なかなか難しい話で理解するのも大変!??

ナチュラルスタンスについてです。前回までで、今までの滑りではなかなかこれが獲得し難いことなどお伝えしました。

ナチュラルスタンスで滑るには、まず「外足で曲がる」事を意識します。スキボはターンが内足に依存しやすいので、意識的に外足意識を保ちます。
慣れてきたら内足をそっと添えてあげる…これだけでナチュラルスタンスはほぼ出来てます。

おや?簡単?とも思いますがこの外足で曲がるというのが曲者で、これが壁になります。外足意識を保つ為には上半身が必須で、特に足下だけでコントロールしていたスキボダにとってはかなり大きな壁になります。

ですが、この動きの意味が理解できると滑りの質は大きく変わります。雪面の捉えも早くなるのでアイスバーンも怖く無くなりますし、よりカービングターンが楽になります。

具体的にどのように練習を始めるかですが、まず緩斜面で足を揃えて極端に閉じたクローズスタンスで滑ります。慣れてくるとターンのエッジの切り替えタイミングが変わってくるのか判るとおもいます。十分こなしたら徐々にスピードを上げます。するとこれまで感じたことがない遠心力を感じられるようになります。

その感覚で次は外足だけでターンします。この時内足は無理に上げたりせず、とにかく外足にのみ意識して内足は気にしないでおきます。すると不思議と内足が邪魔に感じてきます。ターンの遠心力が感じられないと内足が邪魔に感じません。ここがポイントです。

邪魔な内足はリラックスして外足に添えるイメージにすると違和感が無くなります。この時に膝がひらいてしまわないように注意してください。

ターンスピードが上がると外足だけでは大変になってきます。そうしたら内足の出番、今までとは違った感覚で内足のアウトエッジが使える感覚が得られます。この時のスタンスは今までよりも少し閉じたスタンスになっていると思います。

これがナチュラルスタンスです。結果としてそうなったスタンスなので、今までよりも不自然さのない楽なスタンスになっていると思います。

では次回はこのナチュラルスタンスを得ることによるメリットをお話ししたいと思います。

続く