2016年12月14日水曜日

2017年度版 スキボ技術理論(2)


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この記事は連載です。まだ読んでない方は

スキボ技術理論(1)

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さて、前回はワイドスタンスのデメリットについてお話ししました。

ここで質問がありましたので先に補足しておくと、初心者向けには今までの肩幅程度のワイドスタンスは有用です。これからお話するナチュラルスタンスはある程度滑走が出来る方向けのお話ですのでその点をご理解下さい。

ではナチュラルスタンスとは?これは決まった足幅ではなく、目安として言うと概ね拳一個程度の幅です。スキボの場合多くの板が太いので、ぱっと見は足を閉じているようにも見えます。

重要なのは、足幅よりも膝の開き具合です。膝が自然に前後に動かせるポジションがナチュラルスタンスの開きになります。

メリットは膝の負担が軽減されることです。その結果より効率良く板に体重をかけることが出来ます。さらにターン中の体重移動がスムーズになるので滑走感が上がります。

ですが、大きなデメリットがあります。今までのワイドスタンスでの滑りの動きでは単純に足を閉じると不安定になりがちなのです。横方向のバランスを足の開きで補っていたワイドスタンスとは異なり、ナチュラルスタンスは体重移動と遠心力の釣り合いでバランスを取ります。例えるならばワイドスタンスは補助輪のついた自転車で、ナチュラルスタンスは補助輪のない自転車です。

つまり、ナチュラルスタンスで滑るには「傾く」と言う動作無しには曲がれないのです。

案外この「傾く」というのがスキボダには難しい事だったりします。傾くと言いつつもスキボで自転車のように傾くのはちょっと怖いです。出来るようになると凄くシンプルで楽な動きなのですが、そのきっかけ作りがなかなか掴めないためどうしても傾けない事に陥ります。そして無理に傾こうとするほど結果から遠のきます。

じゃあ、どうしたらナチュラルスタンスを獲得できるか。それはまた次回お伝えしましょう!

続く